法人番号から倒産した会社の情報も分かる

実務活用3分で読める編集部

閉鎖・清算した会社も法人番号で情報を確認できます。

閉鎖会社の情報も公開

国税庁法人番号公表サイトでは、現存する法人だけでなく、解散・清算・倒産した法人の情報も公開されています。法人番号は削除されることなく、履歴として残り続けます。

これにより、過去に取引のあった会社の情報を後から確認することも可能です。

確認できる情報

閉鎖した会社について、以下の情報を確認できます。

  • 法人番号
  • 最後の商号(社名)
  • 最後の本店所在地
  • 閉鎖の原因(解散、合併、清算結了など)
  • 閉鎖年月日
  • 過去の商号・所在地の変更履歴

閉鎖の原因

法人番号公表サイトで表示される閉鎖事由は、登記記録に基づく以下の区分です。

閉鎖事由説明
清算の結了等解散・清算手続きが完了(破産・特別清算を含む)
合併による解散等他社と合併して消滅(承継先法人の情報も表示)
登記官による閉鎖休眠会社のみなし解散等(商業登記規則第81条)

※破産手続開始や特別清算は、最終的に「清算の結了等」として記録されます。

活用シーン

倒産・閉鎖した会社の情報は、以下のような場面で役立ちます。

  • 債権回収:取引先が倒産した場合の情報確認
  • 過去の取引確認:会計監査や税務調査での証跡確認
  • 信用調査:経営者の過去の会社の倒産履歴確認
  • 訴訟・紛争対応:相手方法人の存在確認

注意点

法人番号公表サイトで確認できるのは、法人番号制度が開始された2015年10月以降に存在していた法人に限られます。それ以前に閉鎖した法人の情報は、閉鎖登記簿で確認する必要があります。