新設法人数の推移と経済動向

データ分析4分で読める編集部

新設法人数は経済動向を反映する指標の一つです。日本における新設法人数の推移を解説します。

新設法人数の推移

日本では毎年約13〜15万社の法人が新たに設立されています。

年別新設法人数の推移

新設法人数前年比
2019年約13.2万社-
2020年約13.1万社▲0.8%
2021年約14.5万社+10.7%
2022年約14.3万社▲1.4%
2023年約15.0万社+4.9%

※法務省「登記統計」を元に作成

コロナ禍の影響

2020年はコロナ禍で新設法人数が減少しましたが、2021年以降は回復・増加傾向にあります。

増加の要因

  • リモートワークの普及で起業のハードルが低下
  • 副業・フリーランスからの法人成り
  • EC・デジタル関連の創業増加
  • 政府の起業支援策

法人種別ごとの傾向

株式会社

依然として最も多い法人形態ですが、設立割合は減少傾向。

合同会社

設立数は年々増加。設立費用の安さや手続きの簡便さが人気。

合同会社の設立数全体比率
2015年約2.2万社18%
2020年約3.3万社25%
2023年約4.0万社27%

業種別の傾向

新設法人の業種は時代とともに変化しています。

増加傾向の業種

  • IT・ソフトウェア開発
  • Webサービス・EC
  • コンサルティング
  • 介護・福祉サービス

減少傾向の業種

  • 製造業(大規模投資が必要)
  • 小売業(EC台頭による影響)
  • 飲食業(コロナ禍の影響)

地域別の傾向

新設法人の約40%は首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)で設立されています。

地方創生の観点から、地方での創業支援が強化されていますが、東京一極集中の傾向は続いています。

廃業・解散との関係

新設法人数だけでなく、廃業・解散する法人数も重要な指標です。

  • 年間の廃業・解散数:約8〜10万社
  • 純増数:約3〜5万社/年

高齢化による事業承継問題から、後継者不在で廃業するケースも増えています。

当サイトでの確認

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新しく設立された法人を調べる際にご活用ください。

まとめ

  • 新設法人数は年間約13〜15万社
  • 合同会社の設立割合が増加傾向
  • IT・サービス業の創業が増加
  • 東京一極集中は継続

新設法人数は経済の活力を示す指標として注目されています。