個人事業主と法人の違い

会社設立4分で読める編集部

事業を始める際、個人事業主として始めるか、最初から法人を設立するか迷う方は多いでしょう。それぞれの違いを解説します。

基本的な違い

項目個人事業主法人
開業手続き開業届のみ登記が必要
設立費用0円6万円〜20万円
識別番号マイナンバー法人番号
責任範囲無限責任有限責任
決算期1月〜12月固定自由に設定可能

税金の違い

個人事業主

  • 所得税(累進課税:5%〜45%)
  • 住民税(約10%)
  • 個人事業税(業種により3%〜5%)

法人

  • 法人税(15%〜23.2%)
  • 法人住民税
  • 法人事業税

一般的に、課税所得が800万円を超えると法人の方が税負担が軽くなる傾向があります。

社会的信用の違い

法人は個人事業主に比べて社会的信用が高い傾向があります。

法人のメリット

  • 取引先からの信頼を得やすい
  • 銀行融資を受けやすい
  • 採用活動で有利
  • 法人番号により実在確認が容易

個人事業主のメリット

  • 手軽に始められる
  • 経理が簡単
  • 撤退も容易

法人番号の有無

個人事業主には法人番号はありません。事業上の識別にはマイナンバーを使用しますが、マイナンバーは非公開が原則です。

一方、法人番号は公開情報であり、取引先からの信用確認に活用されます。

法人成りのタイミング

以下のような場合は、法人化を検討するタイミングです。

  1. 売上が1,000万円を超えた

    • 消費税の課税事業者になる
    • 法人化で2年間の免税期間を得られる可能性
  2. 課税所得が800万円を超えた

    • 法人税率の方が有利になる可能性
  3. 事業拡大を目指す

    • 資金調達や採用に有利
  4. 取引先から法人化を求められた

    • 大企業との取引には法人格が必要な場合も

まとめ

個人事業主と法人にはそれぞれメリットがあります。事業の規模や将来の展望に合わせて選択しましょう。

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