EDINETとは?企業情報を無料で調べられる金融庁の公式システム
基礎知識•5分で読める•編集部
EDINETは金融庁が運営する企業情報の電子開示システムです。上場企業が提出する有価証券報告書や決算短信などを、誰でも無料で閲覧できます。
EDINETとは
EDINET(Electronic Disclosure for Investors' NETwork)は、「金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム」の略称です。2001年6月から運用が開始され、24時間365日稼働しています。
EDINETの目的
- 企業情報の公開 - 有価証券発行者の財務内容、事業内容を正確・公平・適時に開示
- 大量保有状況の報告 - 株式を大量に取得・保有する者の状況を開示
- 投資家保護 - 投資判断に必要な情報を得られる環境を整備
EDINETで見られる情報
主な開示書類
| 書類名 | 内容 | 提出時期 |
|---|---|---|
| 有価証券報告書 | 事業内容、財務状況、役員情報など | 決算後3ヶ月以内 |
| 四半期報告書 | 四半期ごとの業績 | 四半期終了後45日以内 |
| 大量保有報告書 | 株式の5%以上を保有した場合 | 保有後5営業日以内 |
| 臨時報告書 | 重要な会社の変更があった場合 | 事象発生後すみやかに |
企業分析に役立つ情報
- 財務諸表: 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書
- 事業の状況: 業績、設備投資、研究開発の状況
- 経営方針: 中期経営計画、経営課題
- リスク情報: 事業リスク、財務リスク
- 役員情報: 取締役・監査役の経歴、報酬
EDINETの使い方
アクセス方法
- EDINETにアクセス
- 「書類検索」をクリック
- 企業名または証券コードで検索
検索のコツ
- 企業名検索: 正式名称でなくても部分一致で検索可能
- 期間指定: 過去5年分の書類を検索できる
- 書類種別の絞り込み: 有価証券報告書のみなど、種類を限定できる
EDINETを活用するメリット
1. 無料で利用できる
証券会社や有料の情報サービスを使わなくても、公式情報に直接アクセスできます。
2. 情報の信頼性が高い
企業が法律に基づいて提出した書類なので、IR資料よりも詳細で正確な情報が得られます。
3. 過去の情報も閲覧可能
過去5年分の書類が保存されているため、業績の推移や経営方針の変化を追跡できます。
当サイトとEDINETの連携
当サイト「法人番号検索」では、上場企業の詳細ページでEDINETから取得した財務情報を表示しています。
- 財務ハイライト: 売上高、営業利益、純利益などの主要指標
- 開示書類一覧: 最新の有価証券報告書へのリンク
企業の基本情報と財務データを一画面で確認できるため、効率的な企業分析が可能です。
まとめ
EDINETは投資家保護のために整備された公的システムで、企業分析に必要な情報を無料で入手できる貴重なリソースです。
有価証券報告書には、IR資料やニュースリリースでは得られない詳細な情報が含まれています。投資判断や取引先の調査にぜひ活用してください。