令和8年度水生植物移植手法等検討調査業務
農林水産省中国四国農政局の入札公告「令和8年度水生植物移植手法等検討調査業務」の詳細情報です。 カテゴリーは役務です。 所在地は岡山県岡山市です。 公告日は2026/03/29です。 入札締切日は2026/04/21です。
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- 発注機関
- 農林水産省中国四国農政局
- 所在地
- 岡山県 岡山市
- カテゴリー
- 役務
- 入札資格
- B D
- 公告日
- 2026/03/29
- 納入期限
- -
- 入札締切日
- 2026/04/21
- 開札日
- -
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添付ファイル
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令和8年度水生植物移植手法等検討調査業務
入 札 公 告次のとおり一般競争入札に付します。
なお、本入札に係る落札及び契約締結は、令和8年度予算が成立し、予算示達がなされることを条件とするものである他、予算が成立した場合であっても、成立時期や内容によっては契約締結を行わない場合があることを条件とするものです。
令和8年3月30日支出負担行為担当官中国四国農政局長郷 達也1 一般競争入札に付する事項(1)件 名 令和8年度 水生植物移植手法等検討調査業務(2)履行場所 山口県山口市地内(3)業務内容 仕様書のとおり(4)履行期間 契約締結の日~令和9年3月10日まで(5)入札方法入札金額を記載した書類(以下「入札書」という。)をもって申し込むこと。
落札の決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てるものとする。)をもって落札価格とするので、入札者は消費税及び地方消費税に係る課税業者であるか免税業者であるかを問わず、見積もった契約金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。
2 競争参加資格(1)予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。
なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(2)予算決算及び会計令第71条の規定に該当しない者であること。
(3)令和07・08・09年度農林水産省競争参加資格(全省庁統一資格)の「役務の提供等(調査・研究)」において「B」、「C」又は「D」の等級に格付けされ、競争参加地域が「中国」または「四国」の資格を有する者であること。
(4)中国四国農政局の物品の製造契約、物品の購入契約及び役務等契約指名停止等措置要領(平成26年10月1日付け26中総第506号)に基づく指名停止を受けている期間中でないこと。
(5)農林水産省発注公共事業等からの暴力団排除の推進について(平成23年6月28日付け23経第545号大臣官房経理課長通知)に基づき、警察当局から、部局長に対し、暴力団員が実質的に経営を支配する者又はこれに準ずるものとして、農林水産省発注公共事業等から排除要請があり当該状態が継続している者でないこと。
(6)予定管理技術者は技術士(部門:建設部門、農業部門、環境部門、選択科目:建設環境、農業農村工学、農村地域・資源計画、農業土木、農村環境、環境保全計画、自然環境保全、環境影響評価)、シビルコンサルティングマネージャー(部門:建設環境、農業土木)又は生物分類技能検定1級及び2級(部門:動物部門、植物部門、水圏生物部門)のうちいずれかの資格を有すること。
3 入札説明書の交付場所、期間及び入札契約担当部局(1)入札説明書の交付場所及び期間等①交付場所電子調達システムにより交付する。
【電子調達システムURL https://www.geps.go.jp】電子調達システムによりがたい場合は次の場所で交付する。
〒700-8532 岡山県岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎中国四国農政局農村振興部農村環境課 脱炭素化対策係長電話086-224-4511 内線2553②交付期間交付期間は、令和8年3月 30 日から令和8年4月 14 日まで(行政機関の休日は除く。)の9:30~16:00まで。
ただし、最終日については12:00までとする。
③その他郵送による交付を希望する場合は、返信用封筒(規格を角型2号(240mm×322mm)とする。
)に、320円切手(定形外封筒250g以内)を貼付したものを同封する。
(2)入札契約担当部局〒700-8532 岡山県岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎中国四国農政局会計課事業経理調整係 電話086-224-4511 内線22534 入札日時及び場所① 日 時:令和8年4月22日10:00② 場 所:中国四国農政局入札室(7階)③ 入札書の受領期限:令和8年4月 17 日から令和8年4月 21 日 17:00 までに電子調達システムで送信すること。
但し、紙入札による場合は、開札当日の持参を認める。
(郵送する場合には、令和8年4月 21 日 17:00 までに書留郵便で上記3の(2)の場所まで必着のこと。
)5 その他(1) 入札保証金及び契約保証金①入札保証金 免除②契約保証金 免除(2)入札及び契約の手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に限る。
(3)入札の無効本公告に示した競争参加資格のない者のした入札、入札参加表明書又は資料等に虚偽の記載をした者のした入札、入札に関する条件に違反した入札及び入札心得第4条の3の規程に違反した者の入札は無効とする。
(4)契約書の作成の要否 要(5)落札者の決定方法予算決算及び会計令第79条の規定に基づいて作成された予定価格の制限の範囲内で、最低の価格をもって、有効な入札を行った入札者を落札者とする。
(6)詳細は入札説明書による。
お知らせ1 農林水産省の発注事務に関する綱紀保持を目的として、農林水産省発注者綱紀保持規程(平成19年農林水産省訓令第22号)が制定されました。
この規定に基づき、第三者から不当な働きかけを受けた場合は、その事実をホームページで公表するなどの綱紀保持対策を実施しています。
詳しくは、当局ホームページ(http://www.maff.go.jp/chushi/nyusatsu/index.html)をご覧ください。
2 農林水産省は、経済財政運営と改革の基本方針2020について(令和2年7月17日閣議決定)に基づき、書面・押印・対面の見直しの一環として、押印省略などに取り組んでいます。
令和8年度水生植物移植手法等検討調査業務仕様書中国四国農政局農村振興部農村環境課- 1 -第1章 総則1-1 目 的農業農村整備事業の実施に際しては、ミティゲーション5原則を踏まえて、保全対象生物の移動や移植(以下「移動」という。)を環境配慮対策として選定するケースが相対的に多い。
また、事業実施段階では、移動先適地の選定、移動による他種への影響、移動方法(時期、個体数、回数等)等について、専門家に指導を受けつつ対策を講ずる必要があるが、移動の実施方法等について体系的に取りまとめた資料はなく、移動後の管理、評価も十分に行われていない状況にある。
一方、令和4年度からアメリカザリガニの駆除調査を実施した山口市阿東地区の花の木池では、両生類や水生昆虫類の回復、水質改善が確認されているものの、水生植物の自然発生は見られず、水生植物を利用する植物生活型トンボ類の回復も遅れているものと考えられ、生物多様性の加速的な回復には水生植物の人為的な移植が不可欠であると専門家からの指摘もあったところ。
そのため、水生植物の移植・回復手法や留意点等を体系的に取りまとめるため、令和6年度末から専門家の参画のもと実施している、花の木池の埋土種子を発芽・育成し、成長した水生植物を花の木池に移植する調査及び移植後モニタリング調査を継続して行い、また、移植による花の木池の生物・環境の変化等を把握することで、最適な移植時期や方法等を検討する環境調査等を行うものである。
1-2 場 所調査実施場所は、山口県山口市地内の花の木池と井戸地区ビオトープ(別紙1)を対象とする。
1-3 一般事項(1)業務実施の際は、名札と腕章、旗や看板等を作成し、適切に使用することで、本業務実施中であることを周知するものとする。
(2)管理技術者は常に業務内容を把握し、業務期間中に監督職員が資料等の提出を求めたときは、速やかにこれに応じるものとする。
1-4 管理技術者(1)受注者は本業務における管理技術者を定め、発注者に通知しなければならない。
(2)管理技術者は表1に挙げるいずれかの資格を保有するものとする。
- 2 -表1 管理技術者の配置において必要な資格(以下のいずれか)資格 業務に該当する部門 選択科目技術士 建設部門農業部門環境部門建設環境農業農村工学、農村地域・資源計画、農業土木、農村環境環境保全計画、自然環境保全、環境影響評価シビルコンサルティングマネージャー建設環境、農業土木 -生物分類技能検定 1 級及び 2級動物部門、植物部門、水圏生物部門-第2章 貸与資料等2-1 貸与資料等本業務の実施にあたって、表2の機材及び資料を貸与する。
表2 貸与資料等一覧資料及び機材名 数量 備考水平型連続捕獲装置(以下「連続捕獲装置」)6基2基は「3-2(1)2)水生植物の移植作業等」で使用する人工水草6基2基は「3-2(1)2)水生植物の移植作業等」で使用する令和4年度二次的自然環境における生物多様性保全手法等検討調査業務報告書(令和5年3月) 1式令和5年度外来生物駆除手法等検討調査業務報告書(令和6年3月) 1式令和6年度外来生物駆除手法等検討調査業務報告書(令和7年3月) 1式令和7年度外来生物駆除手法等検討調査業務報告書(令和8年3月) 1式農村地域におけるアメリカザリガニ等防除の手引(令和8年3月(仮)) 1式- 3 -2-2 貸与資料等の取扱い2-1に示す貸与資料等の取扱いは次のとおりとする。
(1)貸与資料は、原則として複写転載を禁ずるとともに、その取扱いは十分留意しなければならない。
(2) 貸与資料等の使用にあたっては、その適用等について監督職員の指示を受けるものとする。
(3)貸与資料の記載事項で相互に矛盾がある場合や、解釈に疑義が生じた場合は、監督職員と協議するものとする。
(4)貸与資料等は、原則として打合せ時に一括貸与するものとし、監督職員の請求があった場合の他、完了検査時に一括返納しなければならない。
第3章 業務内容3-1 作業項目及び数量本業務における作業項目及び数量は、以下のとおりとする。
(1)水生植物の移植及び移植後モニタリング 一式(2)花の木池及びビオトープにおける生物・環境調査 一式(3)花の木池におけるアメリカザリガニの低密度管理 一式(4)農業水利施設における生物多様性保全に向けた普及・啓発イベントの運営等 一式(5)有識者からの意見聴取 一式(6)調査結果の取りまとめ 一式3-2 業務内容(1) 水生植物の移植及び移植後モニタリング移植対象の水生植物、移植予定株数、移植時期、移植回数については、表3のとおりである。
表3移植対象の水生植物/移植予定株数 移植時期、移植回数・カンガレイ(抽水植物)/5株程度・フトヒルムシロ(浮葉植物)/5株程度移植は6月頃/1回を想定1)移植対象水生植物の生態及び生活史の整理本調査の整理・取りまとめに資するため、表3に示す移植対象の水生植物について、参考文献を収集し、生態と生活史を整理する。
2)水生植物の移植作業等別紙1に示す花の木池において、下記①~⑤の記載内容に基づき表3に示す水生植物の移植や、アメリカザリガニの食害防止対策(畦波板の設置や駆除等)を実施する。
なお、移植作業や食害防止対策については、有識者立会の下、適切な技術的助言を得て作業を進めるものとする。
水生植物の準備やため池管理者との調整は発注者が、移植作業及び食害防止対策等に係る資材の準備は、受注者が行う。
- 4 -① 移植場所におけるアメリカザリガニの食害防止対策の実施(5月頃)別紙1に示す花の木池において、水生植物の移植場所を畦波板等で囲い、アメリカザリガニの食害を防止する措置を講ずる。
なお、移植場所の位置、範囲および具体的な対策方法については別紙2に示す「アメリカザリガニの食害防止用の畦波板設置方法(案)」を参考とする。
② 移植場所におけるアメリカザリガニ駆除トラップの設置(5月頃)上記①の対策完了後、移植場所に生息するアメリカザリガニを駆除するため、移植場所内に駆除トラップ(連続捕獲装置2基、人工水草2基)を設置する。
③ 移植場所におけるアメリカザリガニの駆除および計測(移植作業前)水生植物の移植に先立ち、移植場所に設置していた駆除トラップを引き上げ個体を採集するとともに、タモ網・サデ網等による採捕を行う。
採集した個体は、個体数を計数するとともに、ノギスを用い頭胸甲長を測定し、適宜写真撮影を行う。
④ 水生植物の移植作業移植方法の詳細は別紙2に示す「ヤシ繊維製植生ロールを用いた水生植物(カンガレイ・フトヒルムシロ)の移植方法(案)」を参考とする。
⑤ 作業記録および写真撮影移植に係る作業方法、手順および留意点を記録する。
また、アメリカザリガニの食害防止対策(畦波板の設置や駆除等)についてもあわせて記録し、適宜写真撮影を行う。
3)移植後モニタリング移植した水生植物の定着状況等を把握するため、表4に示す調査を実施する。
また、発注者が令和7年度に移植したカンガレイ2株(別紙3参照)についても同様の調査を行う。
表4 移植後モニタリング調査項目項 目 作 業 内 容調査期間、調査回数カンガレイ:5月から12月まで、月1回実施する(計8回)※5月はR7年度に移植したカンガレイのみ実施フトヒルムシロ:6月から12月まで、月1回実施する(計7回)調査項目 【カンガレイ】・稈(茎)数、稈(茎)長・開花・結実の有無・根の活着、株周辺の土壌状態、新個体発芽等の確認・食害やかく乱の有無・定点撮影(真上、真横)【フトヒルムシロ】・株の生存確認・根の活着、新葉の発生等の確認・花茎、果穂の有無- 5 -・食害やかく乱の有無・定点撮影(水面)浮葉の枚数、広がり、色調、他種との混在状況などが判別できるよう、天候や水面の反射に配慮して行う。
・定点撮影(水中)水中部(葉柄、茎、根茎等)の状況を記録する。
※水中での観察は、胴長着用で作業できる範囲内とし、水中めがね等を使用して行う。
データ整理 ・別紙4に示す様式例等に取りまとめる。
※カンガレイについては、R7移植個体とR8移植個体を区分して整理する。
(2)花の木池及びビオトープにおける生物・環境調査1)生物生息状況調査(花の木池のみ)別紙1で示す花の木池において、水生植物の移植による生物生息状況の変化を把握するため、表5に示す調査を実施する。
表5 生物生息状況調査項 目 作 業 内 容調査回数 4回(春季、夏季、秋季、冬季)※R7年度外来生物駆除手法等検討調査の生物生息状況調査実施時期とあわせて行う。
対象生物 魚類、両生類、水生昆虫類、水生植物(移植した水生植物は除く)調査方法 【採捕調査:魚類、両生類、水生昆虫類】・花の木池において、環境条件が異なる3地点(流入部、中間、堤体付近など)で、タモ網等による任意採集(1地点につき、1回あたり20分×3人)及びカゴ網による採集(1地点につき、1回あたり1晩×3個)を行う。
・採捕した種の同定、種ごとの個体数の計測、確認場所(水中/陸上)及び成長段階(成魚、稚魚、成体、幼体、幼生、成虫、幼虫等)の記録を行う。
なお、作業効率化のため、1地点あたり最大50個体までの記録で可とする。
・魚類については、調査回ごとに体長の最大・最小を計測する。
※なお、種の同定、体長測定、写真撮影に要する時間は前述の採捕時間に含めない。
また、調査範囲は胴長で立ち入り可能な範囲とする。
【目視調査:水生植物】・目視観察により花の木池に生育する水生植物(沈水植物、浮葉植物、浮遊植物、抽水植物)を確認し、種名を同定、記録する。
・調査の所要時間は、1回あたり30分×2人とする。
・植物体が確認された場所が水中か否かについても記録する。
- 6 -※なお、種の同定、写真撮影に要する時間は前述の採捕時間に含めない。
また、調査範囲は胴長で立ち入り可能な範囲とする。
データ整理 ・データは表やグラフ、別紙5に示す様式例等に取りまとめる。
・水生植物は、花の木池内の分布状況を平面図に整理する。
なお、環境情報調査で整理する「環境情報図」と兼ねて構わない。
・花の木池の平面図整理については、移植した水生植物もあわせて記載する。
2)環境情報調査(花の木池、ビオトープ)別紙1で示す花の木池において、水生植物移植による環境状況の変化を把握するため、表6に示す調査を実施する。
また、移植対象の水生植物が自生する別紙1のビオトープにおいて、水質や光条件等の環境状況を把握するため同様の調査を実施する。
なお、調査項目のうち、水質測定のための採水、写真撮影については、調査開始時に定点を設定して行う。
また、植物の分布状況、護岸の状況、希少種の分布状況等を網羅した環境情報図を作成する。
- 7 -表63)両生類調査(花の木池のみ)別紙1で示す花の木池において、繁殖のために水辺に現れる両生類の生息状況を把握するため、早春(2月頃)に水際部を目視等により確認し(30分×2人)、確認した種類、成体、卵塊及び幼生の別、数等を記録、写真撮影を行い、位置図等を整理する。
(3)花の木池におけるアメリカザリガニの低密度管理別紙1に示す花の木池において、移植する水生植物の定着等の促進を図るため、表7に示すアメリカザリガニの駆除作業を実施する。
- 8 -表7項 目 作 業 内 容駆除期間、駆除回数6月~10月の期間中、2か月に1回実施する(計3回)※連続捕獲装置及び人工水草は5月に設置する駆除方法 水生植物の移植場所を含むため池内において、下記のトラップ採集による駆除を実施する。
・カゴ網15個を設置し、設置の翌日に引き上げ個体を採集する。
・連続捕獲装置、人工水草を各4基、6 月から 10 月の期間中連続的に設置し、2か月に1回引き上げ、個体を採集する。
なお、人工水草については、設置しておいた人工水草をサデ網等ですくい採り、網内に捕獲した個体を採集する。
・各トラップの設置位置、誘引餌等は発注者と協議の上決定する。
・トラップ設置に当たっては、混獲された生物の死滅を防止するため、トラップの一部が水面上に出るように設置する、または、可能な範囲で浅場に設置するなどの対策を講じること。
データ整理 ・採集した個体は、作業回ごとに「水生植物の移植場所」と「移植場所以外」に区分して計数し、ノギスを用い頭胸甲長を測定する。
あわせて、適宜写真撮影を行う。
・雌については抱卵、抱稚仔の有無、セメント腺(産卵期の雌の腹部に発達)有無についても記録する。
・計数結果は、グラフや別紙6に示す様式例等に整理する。
(4)農業水利施設における生物多様性保全に向けた普及・啓発イベントの運営等1)普及・啓発イベントの運営阿東地区内にあるため池及びビオトープを対象に、農業用水の利用に支障を来す外来生物の駆除を含む農村地域の生物多様性保全意識の啓発を目的として、地元環境保全団体等住民の参加を得て行う催し(アメリカザリガニの駆除の実演、地域住民の生きもの観察、ビオトープ等の管理作業等を内容とする)の運営を行う。
具体的な作業内容は表8のとおり。
- 9 -表8 イベントの具体的な内容項 目 内 容会 場 地元要望を踏まえつつ、阿東地区内のビオトープ及びため池を選定開催時期・回数 夏季に1回時 間 施設の規模にかかわらず最大3時間催しの内容(案) ①水生植物回復調査や水生植物と水生動物の関係について解説②トラップを用いたアメリカザリガニ駆除の実演(①、②合わせて30分程度)③ビオトープの生きもの採集(30分程度)④生きもの観察会(30分程度)採捕した生きものを水槽等に入れ、展示及び種名等を解説する生きもの観察会を行うとともに、ため池や水路などの農村地域の生物多様性における役割等の解説を行う。
⑤ビオトープ管理作業(30分程度)機能保全を目的とした、水際の草刈り、枝打ち、土砂上げなど地域住民の参加を得て行う簡易な土工⑥ビオトープへ生きものを放流⑦参加者へ感想の聞き取りスタッフ要員 3名程度その他 ・参加者(30名程度)のレクリエーション保険加入手続き、救急箱、清涼飲料水等の手配・スコップ、タモ網等作業用具及び資材の準備・刈り取った草、朽木、土砂等処分場所の確保、調整・なお、地元関係者との調整、参加者の公募、案内は発注者が行う。
(5)有識者からの意見聴取上記(1)~(4)の業務を履行する上で、調査の実施方法及び結果の取りまとめ方法等について、発注者が指定する有識者(表9)から指導・助言を得るものとし、それに係る費用(有識者への調査旅費、謝金等)については、受注者が負担する。
なお、有識者からの指導・助言を求める場所、回数等については表10のとおりである。
また、有識者へ支払う謝金は、農林水産省の「謝金の支払基準」に基づき、大学教授:8,700円/時間、大学准教授:7,000円/時間を見込んでいる。
有識者との調整等は発注者が行う。
- 10 -表9 有識者氏 名 所 属 役 職 所在地 備考中田 和義 岡山大学学術研究院 教授岡山県岡山市北区津島中3-1-1中嶋 佳貴 岡山大学学術研究院 准教授岡山県岡山市北区津島中3-1-1農林水産本省希少動植物の移動・移植手法等検討調査業務に係る有識者委員会委員表10 有識者からの指導・助言を求める場所、回数等区 分1回目(2時間程度)2回目(現地2時間程度)3回目(現地2時間程度)4回目(2時間程度)場 所岡山市(有識者在所)山口市(調査現地1泊2日)山口市(調査現地1泊2日)岡山市(有識者在所)備 考中田教授中嶋准教授調査内容等について指導中田教授中嶋准教授移植作業等の立会-中嶋准教授水生植物の定着状況等の確認中田教授中嶋准教授調査結果、報告書等について指導(6)調査結果の取りまとめ上記(1)~(5)の調査結果についてそれぞれ整理を行い、有識者からの指導・助言も併せて取りまとめを行う。
第4章 打合せ4-1打合せ業務に係る打合せは3回とし、以下の時期に中国四国農政局で行うものとする。
(1)業務着手段階(2)中間報告段階(10月下旬~11月上旬)(3)報告書取りまとめ段階なお、業務を適正かつ円滑に実施するため、受注者は打合せの都度、打合せ記録簿を作成し、内容について担当職員と相互に確認するものとする。
- 11 -第5章 成果物の提出5-1 成果物提出すべき成果物は表13に示すとおりとする。
なお、報告書の電子データを電子媒体(DVD-R等)で提出し、提出の際はウイルス対策を実施した上で提出すること。
表11 成果物の規格等種 類 規 格 数 量 備 考①報告書 A4縦版 2部・市販のファイル綴じ可・成果物の電子媒体を各1部ずつ巻末に収納②成果物の電子媒体 DVD-R等 2部・マイクロソフト社ウインドウズで使用できる汎用のフォーマットで、発注者のコンピュータで編集可能な形式とする。
5-2 成果物の提出先成果物の提出先は次のとおりとする。
〒700-8532 岡山県岡山市北区下石井1-4-1 岡山第2合同庁舎内中国四国農政局農村振興部農村環境課第6章 契約変更6-1 契約変更業務請負契約書第17条から第20条に規定する発注者と受注者による協議事項は、次のとおりとする。
(1) 3-1に示す「作業項目及び数量」に変更が生じた場合。
(2) 履行期間の変更が生じた場合。
(3) その他第7章 定めなき事項7-1 定めなき事項この仕様書に定めなき事項、または、この業務の施行にあたり疑義が生じた場合は、必要に応じて監督職員と協議するものとする。
第8章 その他(1)環境関係法令の遵守受注者は役務の提供に当たり、以下の環境関係法令を遵守するものとする。
- 12 -国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(平成12年法律第100号)(3) 環境関係法令の遵守以外の取組ア 役務の提供に当たっては、エネルギーの節減及び生物多様性への悪影響の防止等の観点から、環境負荷低減に配慮したものの調達に努めること。
イ エネルギーの削減の観点から、オフィスや車両・機械などの電気、燃料の使用状況の記録・保存や、不必要・非効率なエネルギー消費を行わない取組(照明、空調のこまめな管理や、ウォームビズ・クールビズの励行、燃料効率の良い機械の利用等)の実施に努めること。
○国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(平成12年法律第100号)(事業者及び国民の責務)第五条 事業者及び国民は、物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合には、できる限り環境物品等を選択するよう努めるものとする。
- 13 -別紙1 調査位置図その1:山口県山口市に位置する調査対象ため池及びビオトープ※国土地理院地図を基に作成名 称 所 在 堤高/堤長/総貯水量花の木池(はなのきいけ) 山口市阿東嘉年上 2.0m/24m/400m3井戸地区ビオトープ 山口市阿東嘉年下 ため池型山側:土羽 1:20 法面187.5㎡ほ場側:土羽 1:20 法面47.6㎡底張り:なし井戸地区ビオトープ凡例調査対象ため池、ビオトープ花の木池- 14 -別紙2アメリカザリガニの食害防止対策用の畦波板設置方法(案)1.事前準備(受注者):畦波板、畦波板を固定する杭、作業に必要な資材等畦波板は、最大水深約60cmの場所に約30cm程度を埋設することを考慮し、高さ約90cm×長さ約12mのものを想定。
なお、高さ約60cmの畦波板を上下に2枚重ね、高さ約90cmを確保して使用しても差し支えない。
2.設置作業アメリカザリガニによる食害を防止するため、下図に示す位置に畦波板を設置する。
ただし、堤体側には設置しない。
畦波板は、最大水深約60cmの場所に約30cm程度を埋設することを考慮し、のものを用意する。
なお、高さ約60cmの畦波板を上下に2枚重ね、高さ約90cmを確保して使用しても差し支えない。
畦波板をため池に埋設した際に水中に浸かる部分には、通水を確保しつつアメリカザリガニが通過できないよう、直径5mm以下の穴を多数開ける。
水面より上の部分は、アメリカザリガニが登って侵入するのを防止するため、穴は開けないものとする。
設置した畦波板が倒れたり移動したりしないよう、杭等を用いて確実に固定する。
ヤシ繊維製植生ロールを用いた水生植物(カンガレイ・フトヒルムシロ)の移植方法(案)1.事前準備(受注者):ヤシ繊維製植生ロール、固定用の杭、植栽に使用する道具等ヤシ繊維製植生ロールの長さは、直径約30cm × 長さ約6mを想定しているが、総延長が6m程度であれば複数本に分割されていても差し支えない。
ヤシ繊維製植生ロールに植栽用の穴を等間隔で10カ所開ける。
2.植栽作業開けた穴に、発注者が用意するカンガレイ5個体、フトヒルムシロ5個体を植え付ける。
カンガレイ及びフトヒルムシロの植物体は発注者が準備する。
3.設置と固定植栽後のヤシ繊維製植生ロールを下図に示す位置に設置し、杭等を用いて確実に固定する。
4.留意事項ヤシ繊維製植生ロールを設置する場所の水深は、余水吐側から堤体中央にかけて20~40cm程度であり、水深の浅い方にカンガレイ、深い方にフトヒルムシロを植栽したヤシ繊維製植生ロールを設置する。
R7年度 カンガレイ移植位置ヤシ繊維製植生ロール設置位置食害防止対策用畦波板設置位置図 水生植物移植予定場所- 15 -別紙3 令和7年度移植カンガレイの概要※令和7年度はため池の浅瀬にカンガレイを移植したが、令和8年度の移植にはヤシ繊維性植生ロールを使用する。
- 16 -別紙4 移植後モニタリング調査 データ入力様式例カンガレイの移植後モニタリング調査 データ入力様式例<記載例> <様式例>←調査区を記入する移植日:R7.9.18 移植日:茎の長さ(cm)花序の有無 備考茎の長さ(cm)花序の有無 備考1 49.0 × 上部枯れ2 54.0 ○3 85.0 ○4 50.0 ○5 54.0 × 先端枯れ6 60.0 ×7 74.0 ○8 - × 根本から上部がなく、計測不可根の活着 良好 根の活着具合株周辺の土壌の状態 十分湿っている 株周辺の土壌の状態新個体の発芽確認 なし 新個体の発芽確認食害等の被害の有無 根本から上部がない茎あり 食害等の被害の有無<真横からの写真> <真横からの写真>フトヒルムシロの移植後モニタリング調査 データ入力様式例<記載例> <様式例>実証区 移植日:R8. . 区 移植日:R8.
株の生存 生存 株の生存根の活着 良好 根の活着新葉等の発生(前回調査との比較) 浮葉が数枚程度増えている 新葉等の発生(前回調査との比較)花茎、果穂の有無 なし 花茎、果穂の有無食害等の被害の有無 沈水葉が切られている 食害等の被害の有無<水中の写真>※可能であれば根元の写真<水中の写真>※可能であれば根元の写真<その他気づいた点、備考><真上からの写真>R7移植株調査日:茎No調査日:茎No<その他気づいた点、備考><真上からの写真>調査日: 調査日:<水面の写真> <水面の写真><その他気づいた点、備考> <その他気づいた点、備考>- 17 -別紙5 生物生息状況調査 データ入力様式例【花の木池】必須 必須 必須 必須 必須 必須 任意 必須 必須 必須 必須 任意 任意調査回 調査年月日 調査対象生物種群調査方法 種名(和名) 量的データ(個体数)確認場所(水中/陸上)※両生類、水生昆虫、水生植物のみの記載で可成長段階(成魚、稚魚、当歳魚、成体、幼体、幼生、成虫、幼虫、等)最大体長(標準体長)※魚類のみの記載で可最小体長(標準体長)※魚類のみの記載で可環境省RLランク特定外来生物備考記載例 第1回 2025/6/30 甲殻類 タモ網 ミズムシ 2 水中 指定なし【井戸地区ビオトープ】必須 必須 必須 必須 必須 必須 任意 必須 必須 必須 必須 任意 任意調査回 調査年月日 調査対象生物種群調査方法 種名(和名) 量的データ(個体数)確認場所(水中/陸上)※両生類、水生昆虫、水生植物のみの記載で可成長段階(成魚、稚魚、当歳魚、成体、幼体、幼生、成虫、幼虫、等)最大体長(標準体長)※魚類のみの記載で可最小体長(標準体長)※魚類のみの記載で可環境省RLランク特定外来生物備考記載例 第1回 2025/6/30 タモ網 ミズムシ 3 水中 指定なし①原則として国土交通省の「河川水辺の国勢調査のための生物リスト」(最新版)の種和名に従ってくださいhttp://www.nilim.go.jp/lab/fbg/ksnkankyo/mizukokuweb/system/seibutsuListfile.htm②確認・採捕が無かった手法の欄には「採捕なし」と記載採捕なしの場合は「0」で可- 18 -別紙6 花の木池におけるアメリカザリガニの低密度管理 データ入力様式例採捕場所 採捕個体雌・雄 抱卵の有無抱稚ザリガニの有無セメント腺の有無※頭胸甲長20.0mm以上の個体のみ確認記載例 第1回 2026/6/11 移植場所 1 15.1 雌 有 無 無備考調査時に気づいた点、特記すべき事項等調査日(yyyy/m/d)調査回個体No. 頭胸甲長【眼窩-頭胸甲長:OCL】(mm)採捕数が100個体を超えた場合のアメリカザリガニの合計個体数移植場所or移植場所以外