(RE-01381)真空封止アンジュレータの整備【掲載期間:2026年3月2日~2026年4月21日】
- 発注機関
- 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構本部・放射線医学総合研究所
- 所在地
- 千葉県 千葉市
- 公示種別
- 一般競争入札
- 公告日
- 2026年3月1日
- 納入期限
- —
- 入札開始日
- —
- 開札日
- —
元の公告ページを見る ↗
リンク先が表示されない場合は、発注機関のサイトで直接ご確認ください
添付ファイル
公告全文を表示
(RE-01381)真空封止アンジュレータの整備【掲載期間:2026年3月2日~2026年4月21日】
- 1 -入 札 公 告次のとおり一般競争入札に付します。令和8年3月2日国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構財務部長 大小原 努◎調達機関番号 804 ◎所在地番号 12○第103号1 調達内容(1) 品目分類番号 24(2) 購入等件名及び数量真空封止アンジュレータの整備 一式(3) 調達件名の特質等 入札説明書による。(4) 履行期間 入札説明書による。(5) 履行場所 入札説明書による。(6) 入札方法 落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てるものとする。)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。- 2 -2 競争参加資格(1) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者については、この限りでない。(2) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。(3) 令和8年度に国の競争参加資格(全省庁統一資格)を有している者であること。なお、当該競争参加資格については、令和7年3月31日付け号外政府調達第57号の官報の競争参加者の資格に関する公示の別表に掲げる申請受付窓口において随時受け付けている。(4) 調達物品に関する迅速なアフターサービス・メンテナンスの体制が整備されていることを証明した者であること。(5) 当機構から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。3 入札書の提出場所等(1) 入札書の提出場所、契約条項を示す場所、入札説明書の交付場所及び問い合わせ先- 3 -〒263-8555 千葉市稲毛区穴川4-9-1国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 財務部 契約課 電話 043-206-6262E-mail:nyuusatsu_qst@qst.go.jp(2) 入札説明書の交付方法 本公告の日から入札書受領期限の前日17:00までの間において上記3(1)の交付場所にて交付する。また、電子メールでの交付を希望する者は必要事項(調達番号、件名、住所、社名、担当者所属及び氏名、電話番号)を記入し3(1)のアドレスに申し込むこと。ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。(3) 入札説明会の日時及び場所 開催しない。
(4) 入札書の受領期限令和8年 4月 22日 17時 00分(5) 開札の日時及び場所 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 千葉地区 会議室令和8年 4月30日 11時 00分4 その他(1) 契約手続において使用する言語及び通貨日本語及び日本国通貨。
(2) 入札保証金及び契約保証金 免除。
(3) 入札者に要求される事項 この一般競争に参加を希望する者は、封印した入札書に本公告に- 4 -示した物品を納入できることを証明する書類を添付して入札書の受領期限までに提出しなければならない。入札者は開札日の前日までの間において、当機構から当該書類に関し説明を求められた場合は、それに応じなければならない。(4) 入札の無効 本公告に示した競争参加資格のない者の提出した入札書、入札者に求められる義務を履行しなかった者の提出した入札書、その他入札説明書による。(5) 契約書作成の要否 要。(6) 落札者の決定方法 本公告に示した物品を納入できると契約責任者が判断した入札者であって、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構が作成した予定価格の制限の範囲内で最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。(7) 手続における交渉の有無 無。(8) その他 詳細は入札説明書による。なお、入札説明書等で当該調達に関する環境上の条件が定められている場合は、十分理解した上で応札すること。5 Summary(1) Official in charge of disbursement of the- 5 -procuring entity:OKOHARA Tsutomu , Directorof Department of Financial Affairs, NationalInstitutes for Quantum Science and Technology.
(2) Classification of the products to be procured :24(3) Nature and quantity of the products to bemanufactured: In-vacuum undulator 1set(4) Delivery period : As shown in the tenderDocumentation(5) Delivery place : As shown in the tenderDocumentation(6) Qualifications for participating in the tenderingprocedures : Suppliers eligible for participatingin the proposed tender are those who shall :A not come under Article 10 of the Regulationconcerning the Contract for NationalInstitutes for Quantum Science andTechnology, Furthermore, minors, Personunder Conservatorship or Person underAssistance that obtained the consentnecessary for concluding a contract may beapplicable under cases of special reasonswithin the said clause,B not come under Article 11(1) of the- 6 -Regulation concerning the Contract forNational Institutes for Quantum Scienceand Technology,C have qualification for participating intenders by Single qualification for everyministry and agency during fiscal 2026D prove to have prepared a system to providerapid after-sale service and maintenance forthe procured products,E not be currently under a suspension ofbusiness order as instructed by NationalInstitutes for Quantum Science andTechnology.
(7) Time limit of tender :5:00 PM, 22, April, 2026(8) Contact point for the notice : Contract Section,National Institutes for Quantum Science andTechnology, 4-9-1 Anagawa, Inage-ku, Chiba-shi 263-8555 JAPAN(TEL.043-206-6262, E-mail: nyuusatsu_qst@qst.go.jp)( 9) Please be noted that if it is indicated thatenvironmental conditions relating to theprocurement are laid down in its tender- 7 -documents.
真空封止アンジュレータの整備仕様書国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)21 一般事項件名真空封止アンジュレータの整備目的本仕様書は、QST 播磨地区において実施される「量子マテリアル高度評価基盤施設の更新」事業における、QST 専用ビームライン(BL11XU) にて世界最高峰の放射光施設を目指すSPring-8の高度化(SPring-8-II)に対応した真空封止アンジュレータの整備について定めたものである。仕様範囲(1) 真空封止アンジュレータの製作 1台(2) 周辺機器の調達・製作及び取付 1式(3) ベーキング作業 1式(4) 旧型アンジュレータ廃棄作業 1式(5) 真空封止アンジュレータ設置作業 1式必要な材料手配、製作、試験、梱包、輸送、搬入、設置を行うこと。納入期限2028 年9月29日ただし、旧型アンジュレータの搬出及び真空封止アンジュレータ設置に関連する各種作業完了は2028年3月24日完了を予定している。詳細なスケジュールは、契約後に打合せの上決定する。納入場所兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目1-1大型放射光施設SPring-8蓄積リング棟収納部11セル納入条件施設内の指定納入場所へ搬入後、各種調整、動作試験、ベーキング及び真空立ち上げ作業を実施し、蓄積リング棟収納部11セルの指定場所に設置、アラインメント作業後、引き渡3しを行うこと。検査条件1項5節に示す納入場所に設置後、1項6節に示す動作試験および員数検査、外観検査及び提出図書の合格をもって検査合格とする。提出図書以下の書類を提出すること。図書名 提出時期① 製作工程表 契約後速やかに② 打合せ議事録 実施の都度③ 全体確認図 製作前④ 現地作業工程表 現地作業前⑤ リスクアセスメント 現地作業前⑥ 試験検査要領書 試験前⑦ 全体完成図 納入時⑧ 試験検査成績書 納入時⑨ 定期保守作業要領書 納入時⑩ 作業報告書 納入時これら①〜⑩をそれぞれ印刷(あるいは原本をコピー)して A4 ファイルに綴じ、表紙と目次を付けた物を「完成図書」として2冊提出すること。また、①〜⑩の内容を電子ファイルとして別途提出すること。提出方法については別途指示する。③及び⑦についてはCADファイルをDXF形式あるいはDWG形式で提出すること。提出図書の使用言語は原則日本語とする。さらに⑦については、3D CADのファイルを提出すること。3D CADのファイルの形式については別途協議して決定する。提出されたCADファイルは(2D、3Dとも)周辺機器との干渉や取り合いを確認するために使用される。CADファイルは、関係する他の事業者に配布する可能性があることに留意すること。契約不適合責任契約不適合責任については、契約条項のとおりとする。4グリーン購入法の推進(1)本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適用する環境物品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。(2)本仕様に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針に定める「紙類」の基準を満たしたものであること。協議本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は、QSTと協議のうえ、その決定に従うものとする。座標系本仕様書で利用する座標系を別添図面 1 頁に示す。電子ビームの主たる進行方向を z 軸、これに直交する水平方向を x 軸、鉛直方向を y 軸と定義する。また、これらの原点をアンジュレータ磁場の中心位置で定義する。その他(1) 事前確認項目: 以下の項目について製作前に確認を得ること。① 外観図② 部品配置図③ 使用部品の性能データ(2) ボルト規格:各部品の組立や締結はメートル規格のボルト類を使用して行うこと。(3) 会議打合せの開催: 適宜、会議打合せを行い、議事内容や決定事項は議事録として毎回提出すること。必要に応じてテレビ会議システムなどの利用を認める。(4) 貸与品:必要に応じて、以下の機器類を理化学研究所から借り受けることを認める。ただし、手配は受注者の責において行うこと。[機器類]・動作試験(ギャップ開閉、昇降動作)のためのギャップコントローラ(2.16節)・真空機器の取付とリークチェックに使用する粗排気セット及びヘリウムリークディテクタ、スプレーガンを備えたヘリウムガスボンベ(3.10節)・ベーキング用熱電対・テープヒータ(4節)・消磁のための高温炉(ヤマト科学DN611I)(5.4節)5・蓄積リング搬入作業に用いる吊り上げ作業専用治具(6.2節)2 真空封止アンジュレータの製作本節で示す仕様に基づいて真空封止アンジュレータを1台製作すること。概略及び部品名別添図面 2 頁に、真空封止アンジュレータの外観図及びこれを構成する代表的な部品類の名称を示し、それらの基本機能について以下で説明する。尚、同図に明示されていない部品類についても、以下の説明を参照すること。ボールねじ及びリニアガイドで構成されるギャップ開閉機構を備えた支柱2本が共通ベースの上に設置され、同機構によりクロスビームが保持される。ボールねじはセルフロック性を有するウォーム減速機、カップリング、シャフト等を介してステッピングモーターに締結され、同モーターの回転によりギャップ開閉を行う。クロスビームはベローズシャフトを介して、真空槽内部に設置されたアンジュレータ磁石列を保持するアルミビームと締結される。磁石列の位置は、絶対値型ロータリーエンコーダにて計測したステッピングモーターの回転角度を、適正な係数で換算することにより求める。尚、本仕様書に記載した性能を満たす限り、アルミビームの外形寸法は問わないが、構造は一体型とする。また、真空槽については2分割もしくは3分割構造とする。これは、ベーキング作業の際に生ずるアルミビーム及び真空槽の熱膨張差によって生ずる、磁石列端部の形状変換部への負荷を軽減するためである。各真空槽の間にベローズニップルを挿入し、真空槽の熱膨張を適宜吸収することで、磁石列端部と真空槽端部の相対位置が調整可能であるよう設計すること。真空封止アンジュレータを構成する部品類は、故障の際に速やかに復旧することができるよう、一般的かつ入手が容易なもの(若しくは代替品の入手が容易なもの)を選定すること。主要外形寸法床面から磁場中心までの高さを1200 mmとする。真空槽の全長(端部フランジを含む)は3902 mmとし、磁石列の全長はこれらと物理的に干渉しない条件で磁場周期数が最大となるよう設計すること。ただし、上流側に 150 mm 程度の放射線遮蔽体(材質 SUS316L等)を設置すること。
設置場所における制約から、全高を2300 mm以下、磁場中心から支柱側への幅を1000 mm以下、これと逆方向への幅を400 mm以下とする(目標値)。外形寸法の詳細については別途協議して決定する。6アンジュレータパラメータ真空封止アンジュレータの主要なパラメータは以下のとおりである。(1) 周期長 (mm) 24(2) 磁石列全長 (mm) 3300(参考値、詳細は別途協議)(3) 最小ギャップ (mm) 6(4) 最大ギャップ (mm) 40(5) 最大偏向定数(K値) 2.3駆動架台駆動架台の基本構造としてC型(片持ち支持)構造を採用し、2.5 節~2.6 節で述べる機械的仕様を満たすよう設計を行うこと。また、共通ベース、クロスビーム及び支柱の各所に付加機器を設置するためのM8タップ穴(合計40か所程度)を設けること。位置については別途協議する。磁石列のギャップ開閉動作及び昇降動作を可能とするため、上部磁石列の上下流側、及び下部磁石列の上下流側、合計4か所を保持・駆動する機構を備えること。駆動架台には、後述する真空槽及びベローズシャフトを固定するための台座並びに支持架台を設けること。同台座は、ベーキング時の熱膨張を吸収するためのリニアガイドを備えるとともに、運転時には固定可能な構造とすること。真空槽の支持架台はギャップ開閉動作を妨げることが無いよう、設計に留意すること。尚、リニアガイド(ギャップ開閉機構、ベローズシャフト・真空槽台座部)は、放射線による損傷を可能な限り抑制するために、樹脂製の部品が極力少ないものを選定すること。ギャップ開閉動作上下磁石列のギャップ開閉動作に関する機械的仕様を以下に示す。(1) 開閉範囲 6 mm~40 mm(2) 設定分解能 1 μm以下(3) 再現性 ±2 μm以下(4) 設定値からの偏差(無負荷) ±10 μm(5) 最大開閉速度 1 mm/s以上(目標値)機械的剛性ギャップ開閉による機械負荷の変化に伴う、機械的変形に関する許容値を以下のとおりとする。(1) 磁石列全体に亘って上下磁石列間ギャップの最大値と最小値の差が50 μm以下7(2) クロスビームのx軸方向への傾斜 ±50 μm/m位置調整機構施設の蓄積リング内所定位置に設置し、アラインメントを行うための位置調整機構を備えること。平行移動の2軸(x、z軸)方向及び回転3軸方向について、それぞれ±5 mm程度の位置調整が可能であること。また、垂直方向(y軸)の位置については、蓄積リング床面の凹凸を考慮し、±15 mmの調整が可能であること。また、上側クロスビーム上面にアンジュレータ全体の水準を計測するための基準面を設けること。ベローズシャフト真空槽内部に設置されるアルミビームと大気側のクロスビームとの締結は、ギャップ開閉動作を可能にするためのベローズシャフトを介して行うこと。使用するベローズは溶接ベローズとする。全長や ICF フランジ径などの外形寸法は指定しないが、最小ギャップにおける磁場吸引力に耐えられる構造や材質を選定すること。また、ベローズシャフトの数量(アルミビームの保持点数)は、選定したアルミビームの構造及び形状に基づき、本仕様書に記載した性能を満たすように決定すること。磁石列磁石列は、Nd-Fe-B 系合金製永久磁石ブロックとパーメンジュール(Co-Fe 系合金)製磁極で構成されるハイブリッド型アンジュレータ磁気回路を、アルミニウム合金(A6061-T6)製のアルミビームが保持する構造とする。永久磁石ブロックの材質、外形寸法及び数量は、2.3節に示した仕様を満たすように決定すること。ただし永久磁石材料は、保磁力(Hcj、Intrinsic Coercivity)が25 kOeを超えるものを選定し、永久磁石ブロック及び磁極の表面処理はTiN(窒化チタン)コーティングにて行うこと。また、磁極の幅は30 mm以上とする。コーティングの厚みは、下地処理を含めて20μm以下とする。アルミビームの外形寸法は、本節、及び2.5、2.6節に記載した仕様を満たす限り指定しない。アルミビーム、永久磁石ブロック、磁極、及びこれら取り付けるためのホルダー類は、超高真空環境下で使用されることを考慮して製作・洗浄を行い、取扱いの際には、油、ゴミ等の汚れの付着を避けるための手段を講じること。また、これらに加工するタップ穴等には、真空排気を効率よく行うための空気抜き処理を施すこと。エージング処理磁石列の組立が完了した後、24時間のエージング(熱安定化)処理を行うこと。エージング温度は120℃以上とし、選定された磁石材質の保磁力に応じて別途協議して決定する。8磁場性能磁石列について上記作業が完了した後、ベローズシャフトを用いてクロスビームに取り付け、6 mm、7 mm、8 mm、10 mm、12 mm(多極磁場積分については15 mm及び20mmについても)の各ギャップにおいて、磁場分布及び磁場積分を測定し、以下の仕様を満たすことを確認すること。必要に応じて、磁石ブロックの交換、反転、シム挿入などによる磁場調整作業を行うこと。また、磁石列上下流端部に、多極磁場補正用マジックフィンガーを装着することを認める。また、磁石列をチャンバー内に設置した後に磁場測定を行うこと。
支持具は形状変換部冷却水管のほか、アブゾーバ冷却水配管を併せて支持可能なこと。支持具はアンジュレータ架台運搬時の振動、加重、接触を考慮した強度とし、自重及び配管重量を支持できること。運搬の際も配管及び配管接続先のアブゾーバや、形状変換部冷却水管の銅管に変形、損傷を与えない強度を持つこと。(6) その他冷却水ポートと下流形状変換部の間のアンジュレータ長手方向の配管は、本体真空槽のほぼ真下の共通ベース上面及び、(5)の支持具上を通すこと。本配管は、おおむね内径10mm以上であること。形状変換部配管は、下流形状変換部までの長手方向配管を除き、おおむね内径6mm以上であること。形状変換部冷却水配管は、アブゾーバ冷却水管との干渉を避け、お互いの継手の接続、解結作業が可能な距離をとること。2.13.5 アブゾーバ冷却水管の配管接続磁石列冷却水とは別に、施設からアブゾーバ用の冷却水が供給される。この冷却水をアンジュレータに取り付けられたアブゾーバに通水するための配管を製作し接続すること。(1) アブゾーバ内配管接続アブゾーバの5本の独立した冷却配管を直列に接続し、1本の配管に構成するため実際の形状に合わせた接続管を準備すること。接続管は8mm銅管及びSUS製継手で作成する。接続管は各配管が直列になる様にそれぞれの出口と入り口を順に接続し、1本の入り口と112本の出口を持つように構成すること。(2) 施設側との接続口の製作施設側配管との接続口は、アンジュレータ外周側中央部に設ける。既設の施設側配管は出入口とも、先端にSUS製1/2"径スウェジロック社製継手が付いた金属製フレキシブルチューブである。製作する接続口は、既設の施設側配管を改造せずに接続可能であること。接続口と施設側配管との接続位置は共通ベースの外周縁付近とし、共通ベースから大きく突き出さないこと。(3) アブゾーバ冷却水の通水監視用フロースイッチフロースイッチの位置は、出口側(施設への戻り側)接続口付近であること。フロースイッチの検出流量は約2~7L/min 程度の範囲で調節可能であること。調節は現場で、ドライバなど簡便な工具により通水を止めずに可能であること。フロースイッチは検出流量以上で導通する無電圧接点を内蔵し、コネクタによりその接点信号を取り出すことができること。接点は 24V、20mA直流電流の on/off が繰り返し可能であること。その他使用上の仕様は、既設アンジュレータのフロースイッチ(日本フローコントロール(株)製RVM/U2/7タイプ)と同等であること。信号出力コネクタは抜け止めのロック機構を持つこと。フロースイッチの接点信号出力コネクタに勘合するケーブル側のコネクタ、またはコネクタ付きケーブルを添付すること。(4) 配管接続アブゾーバと施設との出入り口が直列になる様、配管を製作し接続する。アブゾーバ冷却水の架台内配管のうち、上下流方向配管は主に本体真空槽のほぼ真下の共通ベース上面を通すこと。共通ベース上面のタップ穴などを利用して適宜固定し、アンジュレータ移動時などにアブゾーバ本体の配管に過大な加重をかけないこと。配管の大部分は内径10mm以上の配管を用いること。(5) その他架台内配管のうち共通ベースから上下流方向へ突き出した部分は、共通ベースに取り付けた形状変換部冷却水管の支持具を共用して支持すること。共通ベース上面の高さからアブゾーバまでの立ち上がり配管は、共通ベース近くではおおむね本体真空槽の外形内に収め、それより高い位置で外周側に張り出して各アブゾーバ配管に接続すること。2.13.6 配管気密試験架台内冷却水配管に通水する前に気密試験を行い、異常個所の検出、対処を行う。(1) 磁石列冷却水系統配管各部の接続が完了した後、冷却水ポートの施設水側接続口の片方に 0.5MPa が測定可能な圧力計を接続する。冷却水ポートの他方に窒素ガスボンベを繋ぎ、最大 0.5MPa までゆっくり加圧して、バルブで封じきる。加圧による温度上昇とその後の降温による圧力変化が落ち着いた後、取り付けた圧力計を観察し、30 分間で著しい圧力低下がなければ合格とする。ボンベを切り離し、バルブをわずかに開いて内部の窒素ガスの圧力をゆっくり下げ13る。(2) アブゾーバ冷却水系統配管各部の接続が完了した後、アブゾーバ冷却水の接続口の片方に 0.5MPa が測定可能な圧力計を接続する。接続口の片方を塞ぐ。他方に窒素ガスボンベを繋ぎ、最大0.5MPaまでゆっくり加圧して、バルブで封じきる。加圧による温度上昇とその後の降温による圧力変化が落ち着いた後、取り付けた圧力計を観察し、30 分間で著しい圧力低下がなければ合格とする。ボンベを切り離し、バルブをわずかに開いて内部の窒素ガスの圧力をゆっくり下げる。(3) 気密試験終了後配管内部の窒素をゆっくり放出し、常圧に戻す。試験に使用した圧力計、および配管を塞いだ機材を外し、配管を開放する。その後、磁石列冷却水配管はバルブを閉じ、異物が入らない様に接続口をアルミホイルでカバーする。アブゾーバ冷却水配管の接続口もアルミホイルでカバーすること。磁石列カバーインピーダンスを軽減するために、磁石列の表面を金属製シートでカバーすること。材質は厚さ60 μmの銅と25 μmのニッケルの二層シートとし、製造方法や超高真空対応の処理については別途協議する。同シートは十分な張力を適用した上で、磁石列の上下流端で固定すること。真空槽真空槽の概略図を別添図面3頁に示す。端部フランジを含めた全長を3902mmとし、ポンプ類、ベローズシャフト、アブゾーバ、熱電対導入端子等を設置するためのポートを適宜配置すること。それぞれの場所は指定しないが、アブゾーバ(下流側形状変換部の位置に内周側から挿入)を設置するポートは、後述するアブゾーバと形状変換部の位置関係を満たすように配置すること。詳細は別途協議して決定する。材質は SUS304 とするが、発注者・受注者双方協議の上での変更を可能とする。超高真空環境に対応するため、真空槽の内部は電解研磨等十分な脱脂処理を施すこと。許容リーク量は1×10-11Pa.m3/sec以下とする。各真空槽はベローズニップル(全長100 mm程度で、タイロッド等により固定可能なもの)を挿入して連結すること。端部フランジ(3.7節)を装着した状態における全長を3902 mmとする。また、ベーキング用のシースヒータ(200V 1200 W)を取り付けること(各真空槽につき2本、上下に配置)。真空槽には、以下の機器類や部品類を設置するために必要なフランジ類を配置すること。
対象部品・機器 数量 用途14ベローズシャフト 必要数 ベローズシャフト挿入冷却水導入端子付きICF70フランジ 必要数 磁石冷却水配管電流導入端子付きICF70フランジ 必要数 熱電対冷却水導入端子付きICF114フランジ 4 形状変換部冷却水配管ICF152L管 4 イオンポンプICF203ニップル、L管 9 NEGポンプこれらに加えて、真空槽内部での組立作業(熱電対や形状変換部の取り付け等)を容易にするため、十分な数量のICF203ポートを設けること。制御系ギャップ開閉はステッピングモーターにより行う構造とする。SPring-8 における他のアンジュレータ制御系との互換性から、メレック製レゾルバ付きステッピングモーターH739-22A/XSF5862-003 相当品を採用し、2.5 節及び 2.6 節で記載した仕様を満足するため、各種条件で磁場吸引力を計算し、上記モーターで駆動できるように減速機などの選定を行うこと。ギャップ値を計測するために、各駆動軸のモーターのシャフトにロータリーエンコーダを機械的に連結すること。ギャップの各駆動軸について2個の(メイン及び予備)エンコーダを取り付けること。また、高放射線環境である蓄積リングで長期間にわたる運用を可能とするため、各エンコーダは厚さ10 mmの鉛で遮蔽し、さらに故障の際に蓄積リングに設置した状態で交換が可能な構造とすること。尚、ロータリーエンコーダは、施設における制御系統との互換性を担保するため HENGSTLER 社製アブソリュートエンコーダAC58/EtherCATシリーズから選定し、設定分解能(1μm)以下で測定が可能な機種を選択すること。上記の制御系の設定や配線が適切に行われていることを確認するため、別途貸与するギャップコントローラを使用して動作試験(ギャップ開閉、昇降動作)を行うこと。位置センサ及び配線ギャップ開閉動作が可能な範囲を制限するためのリミットスイッチを取り付けること。
構造や数量は3.6.7項のRFコンタクト(菱形開口)に準ずること。3.6.6 スプリングフィンガー前項のRFフィンガーを所定の位置に押し付けて固定するためのフィンガーであって、接触圧を50kgf以上とする。ベローズの収縮量に適合するように設計すること。3.6.7 RFコンタクト接続管の両端のインピーダンスを軽減するためのRFコンタクトであって、ゲートバルブ側(菱形開口)と、アンジュレータ側(楕円開口)それぞれに取り付けること。端部フランジ真空槽端部に取り付けるための端部フランジを上下流それぞれ 1 台ずつ製作すること。ビーム室(電子ビームの通過領域)の開口は90 mm×40 mmの楕円形状(長径が水平方向)とし、ICF152フランジを介して接続管(蓄積リングゲートバルブとアンジュレータ端部を接続するための真空短管、仕様外)と真空締結が可能な形状とすること。適宜、別添図面8頁を参照すること。ベーキング用のシースヒータ(200V600W)を取り付けること。形状変換部磁石列の端部に、ギャップ開閉とともに形状が変化する磁石列の矩形断面と、上記端部フランジのビーム室を滑らかに接続するための形状変換部を2台(上下流共通)製作すること。
構造、形状、外形寸法の詳細については別途協議して決定する。設計・製作の際には以下の点に注意すること。(1) 6 mmから40 mmまでの磁石列ギャップ変化に追従すること。(2) 変換部のストライプは0.2 mm厚のベリリウム銅を使用すること。x方向に分割する場合は電子ビーム軸中心の20 mmは一体型とすること。(3) 冷却水配管にはφ4 mmの銅管を使用し、銅製のプレートを利用して変換部のストライプに取り付けること。(4) 冷却水導入部にはφ6 mmのスウェジロックを使用し、銅管の冷却水導入部に相当する部位にはSUS製のパイプ(外径6mm)を銀ろう付けにて固定すること。(5) 前節の冷却水導入部はICF114ベローズニップルを利用して真空槽に取り付けること。尚、実機製作の前に変換部(ストライプ及び固定部)を試作し、ギャップ開閉動作に支障がないことを確認し、その結果をQST担当者に報告すること。19アブゾーバアンジュレータ上流側偏向磁石からの放射光を遮断するためのアブゾーバを1台製作すること。概略図を別添図面9頁に示す。アブゾーバは下流側端部(形状変換部)付近の真空槽内周側に設けたICF203ポートから挿入し、電子ビーム軸から27 mmより外周側の偏向磁石光を遮断するように設計し、かつ形状変換部や磁石列と干渉することが無いように、真空槽のICF203ポートの位置(別添図面10頁のL寸法)を決定すること。真空機器の取付とリークチェック真空槽本体(2.15節)に、形状変換部(3.8節)、端部フランジ(3.7節)、ニップル類(3.5節)、及び、調達した真空機器類(3.1~3.4節)を取り付けること。取付作業に要するボルト(固着防止用のモリブデンを塗布すること)、ナット、ガスケット及び必要な消耗品(真空用グローブ、アルコール)は全て受注者が手配すること。また、真空槽に空きポートが生じた場合、ブランクフランジを取り付けること。ブランクフランジは受注者が製作もしくは調達すること。尚、イオンポンプ(3.4節)は重量が50 kg程度あるため、真空槽への負荷を軽減するための手段を講じること。具体的には、駆動架台に支柱を取り付け、さらにバネを利用した支持機構を備え付けること。組立完了後、貸与する粗排気セット及びヘリウムリークディテクタに接続してリークチェックを行い、リークディテクタの最高感度にて有意な反応が無いことを確認すること。尚、スプレーガンを備えたヘリウムガスボンベを貸与する。ケーブルの製作以下の仕様に従ってアンジュレータを運転するためのケーブルを製作すること。全て全長25 mのシース付きノンハロゲン難燃性ポリエチレンケーブル(エコケーブル)とする。(1) BAゲージケーブル 2本(2) SIPケーブル 4本(3) リミットスイッチケーブル 2本(4) モーターケーブル 2本(5) エンコーダケーブル 3本(6) レゾルバケーブル 2本(7) 熱電対補償導線 2本(8) 信号ケーブル 6対(9) 補正電磁石ケーブル 4本203.11.1 共通仕様環境15~50℃、35~85%RH(結露無し)の環境下で使用できること。個別の仕様は以下の各項を参照すること。3.11.2 BAゲージケーブルキヤノンアネルバ製ヌードイオンゲージの接続用ケーブル。キヤノンアネルバ製「架橋ポリエチレンNIGケーブル」同等品。(1) 両端処理両端はそれぞれ、キヤノンアネルバ製ヌードイオンゲージ「NIG-2TF」、およびコントローラ「M-923HG」に接続できるコネクタであること。(2) 表示ケーブル2本にそれぞれ「BA-1」、「BA-2」の表示を、両端のコネクタ付近に行う。(3) 備考本ケーブルを使用してキヤノンアネルバ製ヌードイオンゲージを正常に読み取ることができること。ガラス繊維が外部に剥き出しとなった被覆、外被を用いないこと。3.11.3 SIPケーブルキヤノンアネルバ製エクセルポンプの駆動用ケーブル。キヤノンアネルバ製「架橋ポリエチレンIP出力ケーブル」同等品。(1) 両端処理両端はそれぞれ、キヤノンアネルバ製エクセルポンプ「912-7100」、およびコントローラ「P-521NP」に接続できるコネクタであること。(2) 表示ケーブル4本にそれぞれ「SIP-1」~「SIP-4」の表示を、両端のコネクタ付近に行う。(3) 備考本ケーブルを使用してキヤノンアネルバ製エクセルポンプが正常に機能すること。ガラス繊維が外部に剥き出しとなった被覆、外被を用いないこと。213.11.4 リミットスイッチケーブル弱電信号用のリミットスイッチケーブル(1) 線材シールド(遮蔽)付難燃性エコケーブル。各芯線は断面積0.5~0.8 sqとする。(2) コネクタ-1JAE製N/MS3108B24-28P相当品24pin ライトアングルプラグピンインサート適合するケーブルクランプを取り付けること(3) コネクタ-2JAE製N/MS3108B24-28S相当品24pin ライトアングルプラグソケットインサート適合するケーブルクランプを取り付けること(4) 接続全てのpinをストレート接続のこと。シールドは、両端のコネクタシェル内で圧着端子付きの絶縁電線(長さ約 10cm)を接続し、ケーブルクランプ後部から取り出す。コネクタ-1側はケーブルクランプの固定ネジに共締めする。未接続芯線はコネクタシェル内で絶縁すること。(5) 表示ケーブル両端のコネクタ付近に、「LS」の表示を行う。(6) 絶縁抵抗コネクタの各pin間、及びシールドとの間で60V、10MΩ以上。(7) 連続通電電流上記環境下において、半数のpinについて同時通電、2A/pin以上であること。3.11.5 モーターケーブルステッピングモーター駆動用ケーブル22(1) 線材シールド(遮蔽)付難燃性エコケーブル。各芯線は断面積1.25 sq とする。(2) コネクタ-1JAE製N/MS3108B16S-1P相当品7pin ライトアングルプラグピンインサート適合するケーブルクランプを取り付けること(3) コネクタ-2JAE製N/MS3108B16S-1S相当品7pin ライトアングルプラグソケットインサート適合するケーブルクランプを取り付けること(4) 接続全 pin ストレート接続。シールドは、両端のコネクタシェル内で圧着端子付きの絶縁電線(長さ約10cm)を接続し、ケーブルクランプ後部から取り出す。コネクタ-1側はケーブルクランプの固定ネジに共締めする。未接続芯線はコネクタシェル内で絶縁すること。(5) 表示各ケーブルにそれぞれ「MO-1」、「MO-2」の表示を、両端のコネクタ付近に行う。(6) 絶縁抵抗コネクタの各pin間、及びシールドとの間で125V、10MΩ以上。(7) 連続通電電流上記環境下において全pin同時通電、7A/pin以上であること。3.11.6 エンコーダケーブルFAネットワーク規格:EtherCAT の通信用ケーブル(1) 線材カテゴリ 5e以上対応のシールド(遮蔽)付ノンハロゲン難燃性外被のLANケーブルであること。23(2) コネクタ(両端)シールド付RJ45コネクタ(3) 接続全pinストレート接続のこと。(4) 表示各ケーブルにそれぞれ「ENC-1」、「ENC-2」、「ENC-3」の表示を、両端のコネクタ付近に行う。
3.11.7 レゾルバケーブルレゾルバ信号用ケーブル(1) 線材シールド(遮蔽)付難燃性エコケーブル。芯線はツイストペア3対以上であること。各対毎にシールドを持つこと。各芯線は断面積0.2~0.5 sq とする。(2) コネクタ-1D-Sub 9pin メス。EMI対策型コネクタシェルを付ける。固定ねじはM2.6とする。(3) コネクタ-2D-Sub 9pin オス。EMI対策型コネクタシェルを付ける。固定ねじはM2.6とする。(4) 接続両端コネクタのpin 1、2、4、6、7、9 をストレートで接続する。ただしコネクタのpin 1と6、pin 2と7、pin 4と9に接続する芯線をそれぞれツイストペアとし、3対を構成する。pin 3、5、8は未接続とする。未接続芯線がある場合はコネクタシェル内で絶縁する。シールドは両端でコネクタシェルに接続する。(5) 表示各ケーブルにそれぞれ「RSLV-1」、「RSLV -2」の表示を、両端のコネクタ付近に行う。(6) 絶縁抵抗コネクタの各pin間、及びシールドとの間で60V、10MΩ以上。3.11.8 熱電対補償導線Kタイプ熱電対接続用10対ケーブル24(1) 線材K タイプ熱電対用 10 対ノンハロゲン難燃性補償導線。各芯線は断面積 0.5~0.75 sq とする。(2) 両端処理ケーブル両端25cmのシースを剥き、各対毎に分ける。各芯線の先端にKタイプ熱電対用圧着端子を取り付ける。必要に応じ絶縁キャップを付けること。(3) 表示補償導線2本にそれぞれ「TC-1」、「TC-2」の表示を、ケーブル両端からそれぞれ40cm位置に付ける。また、ケーブル両端でそれぞれの対1~10に対し各対の番号を表示する。(4) 接続熱電対補償導線の各対がツイストペアであること。(5) 備考ガラス編組の被覆、外被を用いないこと。3.11.9 信号ケーブル信号伝送用の多芯ケーブル(1) 線材難燃性エコケーブル。各芯線は断面積0.5~1.5 sq とする。(2) 両端処理無し(3) 表示ケーブル両端からそれぞれ40cm位置に、「IDSIG」の表示を付ける。(4) 絶縁抵抗各芯線間で60V、10MΩ以上。(5) 備考6対(12芯)以上とし、6対1本または3対2本など、2本以内とする。253.11.10 補正電磁石ケーブル補正電磁石励磁用ケーブル(1) 線材2芯 架橋ポリエチレン絶縁ノンハロゲン難燃性ケーブル。各芯線は断面積5sq以上とする。(2) 両端処理無し(3) 表示ケーブル4本にそれぞれ「IDMG-1」、~「IDMG-4」の表示を、ケーブル両端からそれぞれ40cm位置に付ける。(4) 絶縁抵抗各芯線間で125V、10MΩ以上。配線作業アンジュレータの運転に必要な配線作業を以下の要領で行うこと。3.12.1 中継端子盤の製作と設置各種信号を制御ラックへ中継するための端子台を製作し、駆動架台の外周側に設置すること。以下の種類の端子台を設けること。(1) 熱電対用端子台 (16 対) K タイプ熱電対用(2) 電磁石電源用端子台(4 対以上) DC30V、電流10A 以上が中継可能であること(3) 信号用端子台(6 対以上) DC24V、電流1A 以内が中継可能であること3.12.2 中継端子盤への接続中継端子盤の各端子台へ以下の信号線を接続すること。(1) 温度信号#1~#30:熱電対用端子台へ、本体真空槽内からの熱電対(2.12節)リード線16対を順に接続すること。(2) 補正電磁石電源(4 対):電磁石電源用端子台へ、上下流、天地の4 台の補正電磁石の端子台から、架橋ポリエチレン絶縁ノンハロゲンケーブルで接続すること。(3) GFO 信号:信号用端子台へ、GFOスイッチ(2.17節)から架橋ポリエチレン絶縁ノンハロゲンケーブルで接続すること。(4) 磁石冷却水信号:磁石冷却水フロースイッチ(6.4.2節)リード線を接続すること。(5) アブソーバ冷却水信号:アブソーバ冷却水フロースイッチ(6.4.2節)リード線を接続26すること。3.12.3 ベーキング用コネクタ盤の製作と設置ベーキング用ヒータ配線を中継するためのコネクタ盤を製作・設置すること。(1) 構造:ベーキング用コネクタ盤には、以下のコネクタを搭載すること。備考欄に接続先のヒータを示す。コネクタ名称.
工程の詳細についてはQST担当者と協議すること。作業報告書上記の各項目の作業経過について適宜写真を撮影し、産業廃棄物管理票の写しと併せて「作31業報告書」として提出すること。6 真空封止アンジュレータ設置作業レーザートラッカー用ターゲット治具の設置と計測施設への搬入前に、駆動架台に設けられたM8タップを利用して、レーザートラッカー用ターゲットを設置するための治具を取り付けること。取付位置や取付治具の形状については別途協議する。これらを用いて上下クロスビームの基準位置を計測し、アンジュレータの磁場中心を原点とする座標系において、上記治具に設置されたターゲットの位置座標を計測しておくこと。同座標は、後述するアラインメント作業の際に利用する。本作業及び収納部におけるアラインメント作業で利用するレーザートラッカー及びその操作者は、受注者の責において手配すること。蓄積リング棟への搬入SPring-8 構内の組立調整実験棟への荷下ろしまでは「吊り天秤と複数のチェーンブロックをアンジュレータベースと連結し、これらの張力を調整することで重心を取る簡易的な方式」を許可するが、安全上の理由から、組立調整実験棟で組立後の架台をSPring-8構内で運搬し蓄積リング棟への搬入の際は上記の方式での吊り方は許可しない。受注者はこれらのことに留意して駆動架台の設計を行うこと。必要に応じて吊り上げ作業専用治具を貸与する。尚、蓄積リング内周側搬入室は他の機器の搬入作業でも使用するため、各種工程の調整や作業場所の整理が適宜必要であることに留意すること。詳細な工程については別途協議する。蓄積リング搬入とアラインメント真空封止アンジュレータを蓄積リングの指定場所に搬入し、据え付け作業を行うこと。レーザートラッカー用ターゲットの基準座標(6.1節)と、蓄積リング収納部に設けられた基準点を利用して、以下の精度でアラインメントを行うこと。(1) 水平位置 ±0.2mm以下(2) 垂直位置 ±0.05mm以下(3) ビーム進行位置 ±0.5mm以下(4) 水平度(水平方向・ビーム進行方向)0.02mm/m以下尚、水平度はアンジュレータ駆動架台の上側クロスビームに設けられた基準面で計測すること。水準器は受注者が用意すること。32通線配管作業アンジュレータ運転のために必要な通線及び配管作業を行うこと。6.4.1 通線作業アンジュレータを運転するための各種ケーブル(3.11 節)を蓄積リング収納部と保守通路を繋ぐセルダクトへ通線すること。ケーブルの本数と通線ダクトの位置は別途指示する。保守通路における制御機器への接続作業は含まない。6.4.2 配管作業挿入光源を収納部へ設置後、施設から供給される冷却水を光源架台内に通水するため、以下の仕様に従い施設側冷却水配管と接続する。(1) 配管に要する部材は受注者により調達のこと。(2) 冷却水に接触する配管材料は、ガスケットを除きすべて銅系またはSUS製の材料とする。また冷却水に接触しない部分も総て金属系材料とし、樹脂系材料を使用しないこと。(3) 収納部内の外周壁面に設置されたアブゾーバ冷却水およびチラー冷却水のそれぞれの往復方向フランジ継手と、挿入光源側のそれぞれの往復接続口とを接続する。施設側のフランジ継手を改造することなく、接続配管を接続すること。(4) 接続配管は金属製フレキシブル配管を使用する。 フレキシブル配管は8気圧の内圧に耐え、通行時に踏まれても容易につぶれない強度を持つ、シース付きのものであること。また挿入光源内の1/2インチ径配管と同等以上の内径であること。接続配管は外周壁面および床面に沿わせること。配管経路は周囲の通行に支障ないこと。(5) 挿入光源側の冷却水の接続口は1/2インチ径のSUS配管であり、適合するスウェジロック製継手のナットおよびフェルールが設置されている。これを改造することなく接続配管を接続すること。(6) 施設側配管に接続されていたショートカットなどの部材を配管の際に取り外した場合は、QST担当者に引き渡すこと。作業報告書上記の各項目の作業経過について適宜写真を撮影し、「作業報告書」として提出すること。(要求者)部課(室)名:関西光量子科学研究所放射光科学研究センター 装置・運転管理室氏 名: 菅原 健人.