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電子入札とは

4分で読める編集部

かつて入札といえば、入札会場に出向いて封筒に入れた入札書を提出するものでした。現在はその多くがインターネットで完結します。これが電子入札です。

何が必要か

電子入札に参加するために必要なものは3つ。ICカード(電子証明書)、ICカードリーダー、そしてインターネットに接続されたパソコンです。

ICカードは認証局が発行するもので、企業名や代表者名が記録されています。これを使って入札書に電子署名をすることで、本人確認と改ざん防止を実現しています。ICカードとカードリーダーはセットで購入するのが一般的で、有効期限は通常1〜3年です。

パソコンには電子入札用の補助アプリをインストールする必要があります。かつてはJava実行環境の設定が面倒でしたが、近年は改善が進んでいます。

どのシステムを使うのか

国の調達はデジタル庁が運営する「政府電子調達システム(GEPS)」が標準です。国土交通省や多くの自治体は「電子入札コアシステム」を使っています。そのほか、独自の電子調達システムを持つ自治体もあります。

入札先の機関がどのシステムを使っているか、事前に確認しておく必要があります。

入札の流れ

電子調達システムにログインして案件を検索し、参加資格の確認を電子的に申請。参加資格が認められたら、入札金額を入力してICカードで電子署名し、送信します。

指定の日時に電子的に開札が行われ、結果が画面に表示されます。会場に行く必要がないので、地方にいても全国の案件に参加しやすくなりました。

初めて使うときの注意

電子入札システムの操作は、慣れてしまえば難しくありませんが、最初は戸惑うことも多いです。提出期限直前に初めてシステムを触って操作に手間取り、期限に間に合わなかった、という話は珍しくありません。

多くのシステムにはテスト環境(模擬入札)が用意されているので、本番の前に一度触っておくことを強くおすすめします。

もう一つ気をつけたいのがICカードの有効期限です。更新手続きには1〜2週間かかることがあるので、期限切れ間近に気づいても手遅れになりかねません。余裕を持って更新しましょう。

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