同じ住所に複数の会社がある理由
実務活用•4分で読める•編集部
法人検索をしていると、同じ住所に複数の会社が登記されているケースがあります。その理由を解説します。
同一住所に複数法人が存在する理由
1. オフィスビル・商業施設
大型のオフィスビルや商業施設には、多数のテナントが入居しています。
- 丸の内ビルディング
- 六本木ヒルズ
- 渋谷スクランブルスクエア
これらのビルには数十〜数百の法人が入居しており、同じ住所に多数の法人が登記されます。
2. バーチャルオフィス
バーチャルオフィスは、実際のオフィススペースを持たずに住所だけを借りるサービスです。
特徴:
- 法人登記用の住所として利用可能
- 郵便物の受取・転送
- 電話代行サービス
利用者:
- スタートアップ企業
- フリーランス
- 副業で法人を設立した人
バーチャルオフィスの住所には、数百〜数千の法人が登記されているケースもあります。
3. シェアオフィス・コワーキングスペース
シェアオフィスやコワーキングスペースも、複数の法人が同じ住所を使用します。
4. グループ会社
親会社・子会社・関連会社が同じビル・フロアに入居しているケース。
5. 士業事務所
税理士事務所や司法書士事務所の住所に、顧問先の会社が登記されているケース(少なくなっています)。
同一住所法人が多い場所
東京都内で多い住所
- 港区虎ノ門・赤坂・六本木
- 中央区銀座・日本橋
- 渋谷区渋谷・恵比寿
- 千代田区丸の内・大手町
バーチャルオフィスが多いエリア
- 銀座
- 渋谷
- 新宿
- 青山
同一住所の会社を調べる
当サイトでは、法人詳細ページに「この会社と住所が近い会社」を表示しています。
確認方法
- 法人を検索
- 詳細ページを開く
- 「住所が近い会社」セクションを確認
同じビルに入居している会社や、近隣の会社を確認できます。
注意点
信用調査での注意
同一住所に多数の法人がある場合、バーチャルオフィスの可能性があります。
- 必ずしも問題があるわけではない
- スタートアップでは一般的
- 実態確認は別途必要
登記住所≠実際の事業所
登記上の本店所在地と、実際に事業を行っている場所が異なる場合があります。
バーチャルオフィスの活用
バーチャルオフィスは、以下のような場合に有効です。
- 自宅住所を公開したくない
- 都心の住所で信用力を高めたい
- 初期費用を抑えたい
ただし、業種によっては実際のオフィスが必要な場合(許認可の関係など)もあります。
まとめ
- 同一住所に複数法人があるのは珍しくない
- オフィスビル、バーチャルオフィス、シェアオフィスが主な理由
- グループ会社が同じ場所に入居するケースも
- 当サイトで「住所が近い会社」を確認可能
取引先の実態を確認する際の参考にしてください。